霊感商法の事例を解説!騙されない対策方法とは?

霊感商法の事例を解説!騙されない対策方法とは?
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「運がよくなるにはどうすればいいの?」

誰だって運がよくなる方法があったら知りたいですよね。

そんなあなたを狙う悪質商法の手口・霊感商法

霊感商法とは、単なるつぼや印鑑・置き物などに、あたかも超自然的な霊力があるように、言葉たくみに思わせて、不当に高い値段で売り込む商法です。

スピリチュアル詐欺や占い詐欺と同様に、人を不安に陥れて高額なお金を騙し取る悪質な事例を紹介します。

 

報道された有名な事例

世界基督教統一神霊協会

現在は、世界平和統一家庭連合という名称に変更しています。

日本では旧称の略である統一教会(協会)と呼ばれています。

過去に話題になったタレントの桜田淳子や、新体操の元選手である山崎浩子が入信し、合同結婚式に参加したことはテレビでも連日報道され社会現象にもなりましたが、現在では若い人は知らないでしょうね(笑)

統一教会は、高麗人参を健康改善の効能を謳って販売していました。

しかし、薬事法にひっかかり販売できなくなり、統一教会系企業から輸入していた壷も売れていませんでした。

そこで、「高麗人参により汚れた血を清めることができる」「壷は霊界を解放するためのもの」とセールストークを変えて販売するようにしたところ、商品が瞬く間に売れるようになり、最も多い年では163億円もの売り上げたそうです。

その手口と言うのが

勧誘する信者が、手相占いや姓名判断でターゲットに接近し、その後、霊能力者を装った信者のもとにターゲットを連れていきます。勧誘員である信者は、霊能力者役の信者をべた褒めして持ち上げ、ターゲットに優れた霊能者と思い込ませます。

そして、霊能者役の信者がターゲットから聞き取った不幸話を先祖の因縁と結びつけ、「先祖が苦しんでいる。このままではあなたも不幸になる」といったおきまりの台詞で不安を煽り、「そうなりたくなければ、壷や多宝塔を買いなさい」と迫るのです。

 

明覚寺グループ

茨城県大子町に拠点があった本覚寺グループが関東一帯で霊視商法を行っていました。

霊視商法とは、霊感商法のように物は売らずに、除霊料や祈?料、供養料などで儲ける商売です。

しかし、詐欺的な悪徳商法だと多くの苦情が消費者センターに寄せられ損害賠償請求訴訟を起こされます。

そこで、和歌山県の明覚寺を買収して中部・近畿・関西方面に活動拠点として霊視商法を再開しましたが、多数の賠償請求訴訟を起こされます。

最終的には文化庁の請求により、和歌山地裁が解散命令を出し、最高裁が上告を棄却したため明覚寺は解散となりました。

この手口は

新聞や信者が配るチラシ(信者の間では護符と呼んでいます)などで無料もしくは格安の料金でターゲットを集め霊視鑑定をします。その後は、霊感商法と同様の常套文句である「先祖が成仏していない」「大きな災いが訪れる」「水子の霊が憑いている」などと不安に落としいれます。

最終的には、ターゲットに書かせた家計図をもとに先祖の因縁の話に結びつけ、供養料と称して多額のお金を巻き上げます。

もちろん一度だけでなく何度も寺に通わせ、霊の供養と称して住職が多額の供養料を要求してくるのです。

 

霊感商法のよくある手口

有名な事件を紹介しましたが、それ以外にもある霊感商法の手口を紹介します。

壺など開運アイテムを売りつける

パワーストーン・壺・開運アクセサリー・印鑑・お守り・護符など、「これを持つことで邪気が祓えますよ」、「これを持てば運気が上がって幸せを掴めますよ」など開運アイテムを売りつけてきます。

きくち
きくち
占い師が特定のお店を勧める場合や、占い師本人が販売する場合は要注意ですね。

不安を煽って高額な料金で祈祷や霊媒を行う

神通力を持つ能力者や霊媒師として、祈祷や霊媒でお金を取る占い師もいます。

占いや霊視などにより、「あなたに悪い運気が流れている」、「あなたは誰かの怨念を向けられている」、「あなたに悪霊が取り憑いている」などの鑑定結果を伝えるのです。

不安になった相談者は高額を払って占い師に祈祷や霊媒を頼むという手口です。

 

スピリチュアル系の本やセミナーへの勧誘

魂のステージを高めるためと称し、占い師が書いた本やセミナーへの参加に誘導されることもあります。

あるいは、「あなたにもスピリチュアルな才能があるから修行をして能力を開花させましょう」と勧誘される場合も。

きくち
きくち
本やセミナー自体も高額です。

さらに、巧妙に相談者を操って、大金を使わせるようにさせていくわけですね。

 

占い師の正しい選び方

詐欺手口として霊感商法を悪用している占い師は、人の弱気な面を巧妙に取り込もうとします。

人の恨みを買ってしまった経験、後ろ暗い過去など、誰だって多少はあるもの。

そもそも人が占い師に相談する時は、どこかしら心が弱っているんです。

そんな弱気を探っては、深堀りしようとする占い師には霊感商法を疑って警戒した方がいいでしょう。

 

不安な気持ちを煽ってくるかどうか

たとえ鑑定の結果が悪いものでも、いい占い師は明るい未来へ向かうアドバイスを示してくれます。

しかし、霊感商法で儲けようとする悪い占い師は、相談者の不安な気持ちばかりを煽ってきます。

悪いことばかりに目を向けさせようとするのです。

そういえば「あなた死ぬわよ」という有名占い師がいましたね。

やたらと不安や恐怖を煽ってきて、それを解消するには何かを購入する・祈祷や霊媒を受ける必要があると主張するのが、悪徳占い師の詐欺手口なんです。

まさぞう
まさぞう

 

 

アイテムを売りつけてくるかどうか

「開運アイテム」など、高額な商品を売りつけようとしてくる占い師には疑ってもいいかも。

どんな理由でも、値段の安いものでもです。

一度買って「効果があった」と誤認させられることで、この先何度も高額アイテムを売りつけられ、知らず知らずのうちに大金を吸い取られる可能性があります。

 

霊感商法の対策

クーリング・オフ制度を使う

契約・購入から8日以内であれば、クーリング・オフ制度で返金を要求することができます。

これは法律によって定められています。

高額アイテムや本の購入だけでなく、占いそのものや祈祷やセミナーに対しても適用可能。

「クーリング・オフ規定」が記載された書面をもらえなかった場合は、8日を過ぎてもいつでもクーリング・オフが使えます。

相手が返金に応じないまま姿をくらます・音信不通する手口もあります。

もし、クレジットカードで決済した場合はカード会社に支払いを止めましょう。

 

消費者ホットライン(188)へ相談する

霊感商法の詐欺手口に引っ掛かったと思ったら、消費者庁に通報するのも有効です。

国民を詐欺被害から守るため、気軽に相談ができるように設置された窓口なので、「騙された自分も悪いから…」などと思わずに電話して大丈夫です。

消費者ホットラインが話中でつながらない場合、国民生活センターの「平日バックアップ相談」もご利用いただけます。

電話番号: 03-3446-1623

 

民事訴訟で損害賠償を請求する

相手が悪質な場合、返金交渉に応じない場合には、民事訴訟を起こすという手もあります。

霊感商法による詐欺手口は国からもかなり睨まれていますので、相手の不当性が認められやすく、勝てる可能性は高いです。

 

まとめ


霊感商法では、販売員や霊能者と称する者が、何人もよってたかって取り囲み「先祖の霊の因縁」について害を説いたりして強い不安感を与えます。

また、霊視商法では、奇妙な雰囲気の部屋で祈祷師から同様に「因縁」などを説かれて不安な気持ちにさせられます。

いずれも、こうした不安感を与えて商品を購入させたり、あるいは祈祷を受けないと、自分や自分の家族にいかなる不幸がおよぶか分からないと信じさせ、又は畏怖させます。

日ごろからこうした商法にはひっかからないように、誘いがあっても断り、近づかないことが肝要です。

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